SIGANL Day2での発表事項振り返り

米国Twilio社は10月17日(水)から18日(木)にかけて、年次カンファレンス「SIGNAL」を開催しました。本ブログでは、カンファレンス2日目に発表された内容をお届けします。




ショートカットはこちら▼


IoT向けのグローバルSIMを発表


 

SIGNALの2日目では、ゲストインタビューや新たなプロダクトに関する2つの発表、そして世界的に有名なスケートボーダーTony Hawkの登壇がありました。それでは、SIGNALの2日目で発表された内容をみていきましょう。


みんなが求めるコミュニケーションの新時代




CEOのJeff Lawsonは、歴史的な新時代の幕開け、例えば西欧ルネサンスの時代には、クリエイター、マジシャン、哲学者、建築家、科学者、芸術家等、異なる分野の人たちが融合し共生をもたらした、という一言で基調講演をはじめました。昨日とは全然違うことをやっているかもしれないと。

 



Twilio.orgが非営利団体へ10億円を支援


Twilio社のVice President of Social ImpactであるErin Reillyは、Twilio.org の非営利団体支援の取り組みを発表しました。
Twilio.orgは、世界中のあらゆる人々に希望、力、そして自由なコミュニケーションを促進することをミッションとしています。10年間で10億のメッセージを送信することを目標とし、また、その目標を5年前倒しで達成することを同時に掲げています。発表の中で、10ヶ年計画の中で、毎年10億人の人々を支援することを目指していますと語りました。

 

 

また、Twilio for Goodと呼ばれるTwilioを活用した社会貢献の事例として、DOerの1人、Alicia Nieves氏が代表として登壇しました。

 

Alicia氏と彼女の所属する団体は、強制送還の危機にある移民を援助するために、地域密着型のホットラインをTwilioを使って構築しました。Streetwide.orgの活動では、ボランティアを動員し、絶望的な状況にさらされている人たちに手を差し伸べます。

 

Alicia氏は、「このプロダクトと我々の活動の価値は、ひとりひとりがもっと希望を持てる、思いやりのある社会に貢献できるという可能性を示唆するものです。」と語りました。

 

Streetwide.orgのような多くの非営利団体を支援するため、Twilioは、「Twilio Flex for Good」を発表しました。 コンタクトセンターは、これまでの想像を超えた、社会的に意義のある活動をする非営利団体を支援できるものと考えています。 「Twilio Flex for Good」の社会への貢献の可能性を確信しており、非営利団体がFlexを活用するために、1000万ドル相当の割引とポイントを寄付します。



IoTに関するアップデート

 

プラットフォームベンダとしてのTwilioのミッションは、開発者がよりスムーズに、簡単に開発できるようなプロダクトを提供することです。開発者がIoT空間を構築しているとすれば、彼らの役に立つプロダクトを提供したいと考えています。

 

簡単にそして安価に自宅内外にあるデバイスを連携できるとすれば、どんな利益があるか考えてみましょう。街を歩いていて、「なんでモノがインターネットと繋がってないんだ!」と疑問に思いませんか?

そういうわけで、TwilioはIoTの開発に役立つ、2つのニュースを発表しました。



Twilio Super SIM

Twilio Super SIMは、多くの人が待ち望んでいたSIMカードです。

直近の2年間、IoTデバイスを構築してグローバルに展開する際に、接続に関するニーズを、お客様のお力添えを頂きながら調査してきました。

 

Twilio Super SIMは、Twilioが提供しているSuper Networkのレイヤを使っています。Three Group、Singtel、Telefonicaなど、グローバルに展開する接続事業者と提携し、開発者の皆さまが安心して接続できるサービスを提供します。

 

Twilio Super SIMはまだ限定的に提供をする段階なので、今後、皆さまからフィードバックをいただきながら改善をしていきます。

2019年初頭には、パブリックベータ版として使えるようになる予定です。開発者の皆さまが、Twilio Super SIMを使ってどんなものを開発されるかとても楽しみにしています。

 

Twilio Super SIMの詳細はこちらをご確認ください。



Twilio Narrowband – T-mobileとのパートナーシップ

Twilio Narrowbandは、NB-IoTの開発者向けプラットフォームです。

Twilio Narrowbandは、今日のIoTの未来を構築し、デバイスの寿命を延ばし、IoT開発者があらゆる場所で長期にわたって利用できるプラットフォームを提供します。

 

Narrowbandは、少量のデータパケットを抑えてデバイスの消費電力を削減できます。

Narrowbandの技術基盤は、接続コストとハードウェアのコストの両方を削減します。 そうすることで、IoTデバイスを開発する障壁が下がり、また実用的になります。



SIGNALの様子をお届け

 

MagicLeapというMRデバイスを使ったアバターチャットの公開デモを披露しました。Jeff Lawsonはフロリダに拠点を置く、Magic LeapのCEO、Rony Abovitz氏とのアバターチャットを行いました。

 

 

『ウェストワールド』の製作を務める、Jonathan Nolan 氏と Lisa Joy氏とJeffがAIに関して座談会をしました。その中で、Jonathan氏は、「今まで謎のベールに包まれていたものが明らかになる、すぐ側まで来ている、そんな時代です。とてもおもしろい最中にいる、といっていいでしょう。」と述べています。

 

 

その後、プロスケーターのTony Hawk が壇上に上がりました。

しかし、彼が本物かどうかということを確かめるために、SIGNALで毎年行うように、Jeffがライブコーディングを行いました。それも、「本物のTony Hawkか?」という名前のアプリで。デモ後、ご本人だということが証明されました。

 

 

基調講演の最後は、OKGOがTwilioを活用して作った没入感のあるデモ を披露し、幕を閉じました。



最後に

 

基調講演に加えて、2日に渡って開催されたSIGNALでは、120以上のワークショップ、開発者コミュニティの活動を開催しました。基調講演もあわせて、Youtube等のチャネルで近々公開します。

 

 

Jeffがカンファレンスの2日間で語ったように、我々は今、コミュニケーションの新時代を迎える真っ只中にいます。

世界を変えるのは、1つの企業や職業ではありません。元来のルネサンスが意味したように、あらゆる分野の融合や共生です。

 

未来のコミュニケーションを変えるのは、私たち自身です。

世界を見据えその未来を構築する開発者もまたそうです。

 

SIGNALにお越しいただきありがとうございました。

皆さまが何を開発されるか楽しみです。


※本ブログは、#SIGNALConf Day 2 Recapの抄訳です。

この記事をシェア


すべての記事へ

Event

TwilioビジネスセミナーVol.54 SIGNAL報告会

Event

SIGANL Day2での発表事項振り返り

Event

SIGANL Day1での発表事項振り返り

Event

Smart Communication Award 2018 レポート Vol.3

Event

Smart Communication Award 2018 レポート Vol.5

Event

Smart Communication Award 2018 レポート Vol.2