企業事例 チームラボ株式会社

FaceTouch』は、タッチパネルモニターに表示されている社員の顔写真をタッチして、担当者を呼び出す受付サービスです。 一般的な企業の受付は、受付担当の方に呼び出しをお願いするか、訪問者が受付スペースの内線電話から社員一覧表などで担当者を呼び出します。 訪問者が社員一覧表から担当者を探して電話をするのというのは、分かりづらく機能的ではありません。もしかしたら担当者の正式な部署名や下の名前まで覚えていないということもあります。それらのわずらわしさを解消するために開発したサービスです。

チャット機能での受付を、Twilioで従来の電話を利用した受付機能に対応

チームラボ株式会社 坂本さま

『FaceTouch』のベーシックなプランでは、専用アプリでチャットをする仕組みになっています。タッチパネルで呼び出すと社員の PC の専用アプリにテキストが送信されます。

ベーシックなプランでサービスを提供する中で、導入を検討してくださる企業から、「やはり従来の『電話』を使った受付機能も欲しいので対応できないか?」と要望をいただきました。確かに、既存の応答フローを変更せずに導入していただけるというメリットもあるため、『Twilio』を利用した『通話』機能をオプションとして追加することにしました。

オプション機能として、チャットでの応答と電話発信を選択できるようにしました。この電話発信の部分が『Twilio』を使用してます。呼び出されると担当者の業務用携帯もしくは個人携帯へ電話がかかり、担当者はかかってきた電話を受けるだけで受付の来訪者と会話ができます。電話に出られなかった場合は、任意の番号への転送や、総合受付の番号に転送可能です。

チームラボ株式会社 駒井さま


『Twilio』は、インターネットで検索して見つけました。

専用アプリでは難しかった電話対応を、Twilioで2ヶ月程度で実装

当初は、自社で専用のアプリを作ろうと思っていましたが、時間や手間がかかるのと、会社ごとに使用している内線機器が違うので、従来の内線の機能を『FaceTouch』に連動させることが難しいとわかりました。

まずはインターネットのブラウザ上から電話がかけられて電話対応が可能か否かをジャッジすることが一番重要でした。

『Twilio』のウェブサイトに掲載されている開発のフローを見て、「開発がしやすそうだな」と思いました。
『Twilio』は自由に試せるのがよかったのと、サブアカウントの仕組みが非常に便利でした。また、公式で提供されているライブラリも違和感なくシステムに組み込むことができ、利用や料金の統計も簡単に取れました。

実装にあたっては、仕様を決めるのに時間がかかりました。
担当者が電話に出なかった場合や、何回のコールで一度電話を切るか、留守番電話になったときにどうするか、いろいろなステイタスを考え、様々な想定シーンを仕様に盛り込む必要があったためです。 仕様が決まってからは、1 ヶ月ほどで開発することができました。その後、テストに時間をかけましたがトータルで 2ヶ月ほどで全て実装することができました。

チームラボの FaceTouchのしくみ。担当者を選択すると、Twilioを通じて担当を呼び出し、電話で対応する。

エントランスでホスピタリティを。FaceTouchが実現したいコミュニケーションの今後

『FaceTouch』は、「エントランスで新しい試みをしたい!」という、新しいことにチャレンジするのが好きな会社にご好評いただいており、オフィス移転や改装のときなどにお声がけいただくことが多いです。

今の目標は、世の中の受付を『FaceTouch』に変えることです。無機質な電話機を置いているよりも、『FaceTouch』の方が楽しいですし、訪問された方にホスピタリティを感じていただけると思います。会社の顔でもあるエントランスに置くものなので、統一感のある社員の顔写真が写し出されることは、会社のカラーを出す上でも良いのではないでしょうか。写真だけでなく、趣味やプロフィールも閲覧でき、打ち合わせや商談前に雑談のネタにもなります。つまり、コミュニケーションを生み出すことのない従来の受付とは違い、『FaceTouch』は、受付の後にコミュニケーションを生み出すことができます。そして、コミュニケーションが増えれば、仕事がうまくいきやすくなると僕らは信じています。

新たな受付の形として定着させたいです。

会社名
チームラボ株式会社
事業内容
インターネットメディア事業、ソフトウェア開発事業
住所
東京都文京区本郷1-11-6 東接本郷ビル5F

この記事をシェア