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エバンジェリスト来日!サーバーレス"Functions"の裏側 Twilio Developer Meetup 2017

ayami.ise

7月31日(月)、米国TwilioからテクニカルエバンジェリストのRicky Robinettを招き、 「Twilio Developer Meetup 2017」を開催しました!今回は、昨今のIT業界でも話題の「サーバーレス」を中心に、Twilio社からRicky、TIS株式会社の永井さま、ロボット投信株式会社の八木さまにご登壇いただきました。

なんだかんだ書き始めると長くなりがちなこのブログ、今回もしっかりと思いをしたためたので、最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。

それでは、Twilio Developer Meetup 2017のレポート、スタート!

「サーバーレスアーキテクチャとTwilioと私(仮)」

Twilio Developer Meetup 2017

「アプリケーションから電話を鳴らしたときのあのインパクト、めっちゃテンションがあがりました」こう話す永井さんは、TISのクラウドエンジニアとして、国産IaaSクラウドサービスの保守開発やクラウド統合管理サービスの企画開発、IoTシステムの設計開発などを経験。今回は、電話の必要性について、同期・非同期性という観点や、アプリケーションから見た電話などについて紹介いただきました。

スマートフォンが普及し、チャットやSNSが台頭していく中、レストランや病院、お父さんとの連絡手段など、いまだ電話を利用するシーンは多岐にわたることを踏まえ、電話はITリテラシーに関係なく誰もが利用でき、年代格差を埋められるコミュニケーションツールだとお話。

さらに早速Functionsを触ってみたとのことで、プログラミングにフォーカスできることはもちろん、既存システムに引っ張られることがない点や、できあがったものからどんどん動かしていける点をメリットに挙げていました。一方で、やはり日本語音声(Text To Speech)の貧弱さは気になるので、他サービスと組み合わせて使う形になりますね〜と話していました(Twilioチーム一同よく存じております...。Twilioの音声がんばれ!)。

「Twilio Programmable Voice/Video/Chatでコールセンターを運用してみた」

Twilio Developer Meetup 2017

八木さんは、先日開催したSmart Communication Award 2017で優秀賞を受賞した方でもあります(詳しくはブログで★)。NPO法人向けに開発した本サービスは、ボランティアの気持ちでプロジェクトをスタートしたとのこと。使ってもらえるサービスを必要とする人たちに無償で提供することで、「自分たちは経験値を積みあげられるし、新規市場にも参入していける。ビジネス機会がなかったら自分たちで作ればいい」という、いまではお互いにメリットのある形で開発支援をおこなっているそうです。

「プログラミングコードは価値を生み続けますが、お金は使ったらおしまいなんですよね。」と話す八木さん。たしかにお金があればサービスはいくらでも作れますが、目の前の人のために何かを作るという気持ちやつながりは、一生ものだと感じます。

その後は映像やマイクトラブルに耐えながら、Twilioの電話機能やLINE連携のデモなどを紹介いただきました(機材トラブル、大変申し訳ありませんでした m(_ _)m)。

テクニカルエバンジェリスト、Rickyとは?

Twilio Developer Meetup 2017
Rickyは、Twilioのテクニカルエバンジェリストとしてニューヨークを拠点に活動。ハッカソンや開発者コミュニティを通じて技術情報を提供したり、技術ドキュメントやブログ、SNS、YouTubeビデオといった場でも発信をおこなっているそう。その中でも、"デベロッパー・エデュケーション"に注力しているそうで、開発者を手助けするトレーニングサービスがあるとのこと。おお!なんだろー??と思ってみていたら、ドラ●エちっくな絵が!

「Twilioクエスト」と呼ぶそれは、学習したい技術をゲームを進めるかのように習得できるトレーニングシステム。日本提供前だったのでチラ見せ。ゲーム感覚で学んでいけるようで、これなら私もTwilioマスターを目指せるかもしれない(すみません)。

Twilioのサーバーレス"Functions"の実力は?

Twilio Developer Meetup 2017

AWSのLambdaのリリースを受け、Twilioでも2014年頃からFunctionsの開発に着手したという。これまでのTwilioの開発ステップは、

1. コードを書いて、それをローカルの環境でテストする
2. トラフィック量やコストも考えて、サーバーを構築し環境をセットアップする
3. コードをサーバーにデプロイする
4. デプロイしたコードがサーバー上で正常に動いているかチェックする
5. サーバーの運用、監視、運用、監視、運用、監視......

こんな流れでした。「夜中にサーバーエラーが起きたと電話で起こされたと思ったら、ただのサーバー設定に関するケアレスミスだったんだよね。Functionsを発表できたときは本当に嬉しかった。これから開発者はサーバーのことを考えなくていい。プログラミングのみにフォーカスできる」。

Functionsであれば、これまでのサーバーの運用管理やトラフィック量、コストなどを考える必要がなくなり、よりプログラミングのみにフォーカスでき、開発リソースをかけられ、よりよいプログラミングが可能です。

Functionsのデモ

さらに、Functionsを使ったライブコーディング。ちなみに、Functionsで利用できる言語は現在のところNode.js(JavaScript)のみです。

今回のデモでは、Twilioの自動ガイダンス(IVR)機能を使って「1を押すとジョークが聞けて、2を押すとRickyの携帯に電話を転送、3を押すと"Jiggy with it"(一緒にダンスしようぜ)」といった、音声案内のプログラムです。

開発フローは至ってシンプル。まずは、Functionsを使ってGather動詞のTwiMLを生成します。
その後、それぞれ押された番号に対するアクションもFunctionsで作成し、最後に電話番号の着信設定でGather動詞が書かれたFunctionsを紐付けるだけです。

早速できあがったプログラムに電話を掛けて、3を押してみると、ノリノリイケイケな音楽が流れてきました。会場のあちこちでいろんな音声が流れて賑やかに!

楽しいデモを見せてくれたRickyの発表後は、Rickyと永井さん、八木さんをパネラーとして迎え、日本のTwilioエヴァンジェリストの高橋がモデレーターとなって、パネルディスカッションをおこないました。

Twilio Develper Meetup 2017

今回のテーマはずばり、「Functionsの使いどころ」。どんな使い方をするのが良いとか、セキュリティはどうやって担保するとか、Functionsは今後どんな方向に進むのかといった、様々なディスカッションであっという間に持ち時間が終了。日本とアメリカのTwiioエバンジェリスト対決のようで、ちょっとおもしろかったです。

その後は交流タイム!おいしそうな料理が続々と登場し、食べながら、飲みながら、みなさんと歓談しました。


Twilio Develper Meetup 2017Twilio Develper Meetup 2017

まさかの新サービス発表も!LTタイム★

ここで、希望者によるLTタイムタイムも設けました!まさか新サービスを発表してくださるとは思わず、驚きました。では、どどーんと紹介していきます!

「声モニ」

Twilio Developer Meetup 2017


合同会社ひのきのぼうの矢野さんからは、自分の電話番号に、声優のボイスでモーニングコールサービス「声モニ」をご紹介いただきました。起床の時間をセットするだけで、声優から電話がかかってきます。朝からプロの声優さんの声で目覚められたら、いつもとはちょっと違う気分を味わえそう。

「取次コストを削減、自社導入の営業管理サービス」

Twilio Developer Meetup 2017
レバレジーズ株式会社の西口さんからは、自社で導入予定の営業管理ツールについて、Twilioで構築したお話。Twilio Syncを使い、社員の在籍状況を可視化する仕組みです。正しい状況をチームで共有することで、内線を効率よくまわすことができ、取次コストの削減ができるとのこと。「すごいでしょー?(猫絵文字)」がちょこちょこ登場。おちゃらけているようで、いや、本当にすごいです。


※Twilio Syncとは・・・
複数のデバイス間でリアルタイムなコミュニケーションを可能にするAPI。ウェブサービスやスマートフォンアプリなど、複数人が同時にアプリケーションにアクセスでき、編集・更新作業がリアルタイムに実行できます。→https://jp.twilio.com/docs/api/sync

ちなみに、最近ブログを初めたそうなので、詳細を知りたい方は要チェックです。→http://harinoma.info/

新サービスを発表!「インターネット公衆電話」

Twilio Developer Meetup 2017
合同会社セルフリーの本間さんは、Twilioのコアユーザーであり、5分で立ち上げられるTwilioベースのブラウザ電話サポートシステム「Call Connect」を開発しているエンジニアです。

今回なんと、イベントにあわせてサービスを公開!その名も、インターネットの公衆電話「InstantCall」ブラウザ上から日本全国の番号へ発信を可能にするサービスです。例えば、一時的に携帯電話を紛失/故障して使えない場合や、個人番号を通知したくない場合、海外にいるけど日本の電話番号で発信したい場合などの"一時的に発信したい場合"のニーズに応えられるサービス。あらかじめクレジット情報を登録しておき、ブラウザを立ち上げれば利用できます。1分57円と聞いたときは高いなーという印象でしたが、いざそうした場面に出くわしたことを想像すると、全然安いし、本当にあってよかったと思えそう。

詳細は本間さんのブログでも紹介しているのでチェックです。→http://www.bokukoko.info/entry/2017/08/01/191732


最後にみなさんで集合写真!


Twilio Developer Meetup 2017

Developer Meetupは今後も定期的に続けていき、みなさんとの交流やご意見もいただきながら、Twilioをよりよくしていきたいと思っています。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!今後もTwilioをよろしくお願いします!

ではまた!

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